はじめに
冬のキャンプでも、バイクをテントの下に入れられると安心ですよね。
夜露や雨、そして防犯面の不安もぐっと減ります。
私もこれまで「ローンライダーのMotoTent(バイクツーリング向けのトンネル型テント)」を主力テントとして使ってきましたが、
もっと焚き火に強く、冬にコット泊ができる大型テントが欲しくて、ZANE ARTS GIGI-1 TCを導入しました。
この記事では、実際に使って分かった“買ってよかった点”と“よくなかった点”を、キャンプツーリング目線でレビューします。
▶この記事を読むと分かること
- ZANE ARTS GIGI-1 TCが気になる人に向けた実使用レビュー
- キャンプツーリングでバイクをテント内に入れたい人のためのサイズ感・運用感
- TC素材テント(ポリコットン)に興味がある人のための特徴と注意点
キャンプギアの中でも「大型TCテントをバイクで持っていく」というのは珍しい選択肢。
実際に使ってみて感じたポイントを中心に紹介します。
この記事はで読むことができます。
GIGI-1 TCを選んだ理由
- 冬にコット泊がしたい → TC素材で保温・結露対策がしやすい

- 400Xが入る大きいTCテント → 広い内部空間と高い耐火性

- 収納サイズがツーリングでもギリ持っていけるレベル

- ローンライダーMotoTent:20×60cm
- GIGI-1 TC:20×68cm(収納袋サイズ)
MotoTentと近いサイズ感なので、「これはツーリングでも持っていけるかも」と思い購入を決断しました。
買ってよかった点
火に強いTC素材で焚き火が安心

GIGI-1 TCはポリエステルとコットンを混紡したTC素材。
焚き火の火の粉が飛んでも、穴が開きにくく焦げにくい特徴があります。
実際に冬キャンプで焚き火をして、炎を高くして火の粉が舞っても穴が開いたりすることはありませんでした。
また、遮光性と保温性にも優れており、冬の夜でもテント内がほんのり暖かいのが嬉しいポイントです。
🔥 焚き火中心の冬キャンプをする人には、TC素材は本当におすすめです。
設営が驚くほど早い

ワンポール構造なので、四隅にペグを打ち、センターポールを立てるだけで設営完了、慣れれば10分ほどで屋根ができます。
風が強い日でも構造がシンプルなので扱いやすく、ツーリング先での設営時間を大幅に短縮できます。
圧縮できる収納袋が便利

付属の収納袋が大きく、ポールやペグをまとめて入れられる設計。
さらにバックル付きで圧縮できるため、荷物をまとめやすく、バイク積載時でも無理なくパッキング可能です。
400Xも入る広い内部空間

本体サイズは横幅5m・奥行4m・高さ2.2m。
テント内に400Xを入れても十分なスペースがあり、雨の日でも屋根下にバイクを置ける安心感があります。
🏍️ 「バイクも一緒に寝られる」そんな非日常感を味わえるのは、このサイズならでは。
よくなかった点
設営には広いサイトが必要

テント本体だけで横幅約5m、ガイロープを張ると7m以上のスペースが必要です。
区画が狭いキャンプ場では張れない場合もあるので、広めのフリーサイト向きです。
TC素材は重い

テント本体だけで約9kg。ポールやペグを含めると10kgを超える重量になります。
バイク積載でも持っていけるサイズではあるものの、持ち運びはやや大変。
雨の日はTC素材が水を吸うため、さらに重くなります。
⚖️ 軽量志向のツーリングキャンパーには不向きかもしれません。
買った直後に値下がりした

2025年2月1日にZANE ARTSの価格改定で、GIGI-1 TCが8,550円値下げされました。
筆者は1月に購入していたため、少し悔しい思いをしました……。
購入時期によっては価格改定に注意が必要です。
総評:ツーリング+冬キャンプなら“例外的に持っていける大型テント”

GIGI-1 TCは、普通のツーリングキャンパーが持っていくテントとは一線を画すサイズです。
それでも「冬にバイクを屋根下に入れて過ごしたい」というニーズがあるなら、このテントは間違いなく強力な選択肢です。
400Xクラスのバイクがギリギリ入る広さで、焚き火にも強く、冬キャンプの安心感は抜群。
ただし、大型バイクでは収まりきらない可能性があるため、テント内に入れる前提なら注意が必要です。
紹介した商品はこちら

GIGI-1 TC
Moto Lifez

