今回は HONDA ADV150 のスパークプラグ交換 方法をまとめました。
作業時間は短く、必要な工具さえあれば初心者でも気軽にできるメンテナンスです。
実際に自分で作業することでバイクのコンディションも把握しやすくなり、ツーリング前の安心感も高まります。
それでは早速、手順を紹介していきます。
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必要なもの
- 新品プラグ(NGK CPR8EA-9 / MotoDX CPR8EDX-9S など)
- プラグレンチ(16mm)
- トルクレンチ
- カーボンはがしヘラ(カバー外しに便利)
- プラスドライバー(車体年式による)
作業はエンジンが完全に冷えた状態で行ってください。
手順①:ADV150サービスホールカバーの外し方(アクセス手順)
ADV150の 車体左側 にあるサービスホールのカバーを外します。
ステップに隠れているピンを外して
カーボンはがしヘラで爪を外す
- 爪で固定されているので、カーボンはがしヘラを差し込むと外しやすい
- 無理に引っ張るとカバーが割れるため注意
カバーを外すと プラグキャップ(イグニッションコイル) が見えます。
手順②:プラグキャップの外し方(外れない時の対処も)
プラグキャップを外します
- キャップをまっすぐ引き抜く
- 固い場合は軽く左右に揺らしながら外す
- 配線を引っ張らないように注意
手順③:ADV150のプラグを安全に取り外す方法

- プラグレンチを差し込み、反時計回りに緩める
- 緩んだら手で慎重に回して取り外す

ポイント
- 斜めに力を入れるとネジ山を痛めるのでまっすぐ回す
- 取り外したプラグの焼け具合をチェックすると今後の整備の参考になります
手順④:新品プラグの取り付け方|規定トルクと注意点

- 新しいプラグを手でゆっくりねじ込み、指で軽く止まるまで回す
- その後、プラグレンチで 規定トルク で締め付ける

- ※サービスマニュアルを確認(一般的には約12Nm前後)
締めすぎ注意! 締めすぎるとシリンダーヘッドを破損する恐れがあります。
手順⑤:プラグキャップ・カバーを戻す

- プラグキャップを奥までしっかり差し込む(カチッと入る)
- サービスホールカバーを元通りに固定
カバーの爪が浮いていないかもチェックしてください。
手順⑥:エンジン始動チェック

- エンジンがスムーズに始動するか確認
- アイドリングが安定しているか、振動が増えていないか確認
- 問題があればキャップの差し込みや締め付けを再点検
まとめ|ADV150のプラグ交換は初心者にもおすすめの整備
ADV150のプラグ交換は 工具さえあれば誰でも簡単にできる整備 です。
- 左側のサービスホールからアクセスできる
- 分解するパーツが少なく作業しやすい
- 作業時間は15〜30分ほど
プラグ交換は燃焼効率アップや始動性改善にもつながるので、車体コンディションを整えるには最適なメンテナンスです。
ぜひツーリング前のタイミングでチャレンジしてみてください!
Moto Lifez



