キャンプツーリングでは、積載できる荷物が限られるからこそ、ギア選びはとにかく慎重になります。
中でも「テーブル」は、使う場面が多いのに、軽量・コンパクト・実用性をすべて兼ね備えたものが少ないのが悩みどころ。
今回は、私が実際にツーリングキャンプで使用している軽量テーブル2種を徹底比較。
それぞれの特徴や使い方を正直にレビューし、ソロキャンプやバイクキャンプにおすすめのテーブルを紹介します。

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キャンプツーリング向けテーブル スペック比較
テーブル名 | TOKYO CRAFTS コサイドテーブル ![]() | ZENCAMPS AIR-2 Table ![]() | SOTO フィールドホッパー ![]() |
---|---|---|---|
組み立てサイズ | 約33×22×30cm | 約39×30×29cm | 約29.7×21×7.8cm |
収納サイズ | 約33×11×3cm | 約39×30×3cm | A4サイズ(約30×22×2.5cm) |
重量 | 約816g | 約566g | 約395g |
天板 | アルミ | アルミ(最も広い) | アルミ |
特徴 | 高さと剛性のバランスが良い | 2段構造で収納力が高い | 開くだけで展開、最軽量 |
ローチェアとの相性 | 高さ30cmで座ったまま使える | 低め設計で扱いやすい | 地面に近くスタンド用途も◎ |
TOKYO CRAFTS「コサイドテーブル」|高さと安定感が魅力のサイドテーブル
ロースタイルキャンプにぴったりな高さ30cm設計で、飲み物やスマホを手元に置けるサイドテーブル。
天板はやや小ぶりながら、収納時の薄さは抜群。サイドバッグにスッと収まるのでキャンプツーリングに非常に向いています。
メリット
- 安定感のあるしっかりしたフレーム構造
- 高さ30cmでローチェアにぴったり
- 薄型収納(約3cm)で持ち運びに便利
- 下の段も活用できる
デメリット
- 天板が狭めなのでメイン作業用には不向き
テーブル名の通り、“サイドにあると便利な存在”として最適です。

コサイドテーブル
TOKYO CRAFTS
ZENCAMPS「AIR-2 Table」|収納力と機能性を両立した2段テーブル
AIR-2 Tableは、天板面積が3モデル中最も広く、さらに2段構造で使いやすさが抜群。
下段にはメッシュ素材の棚があり、濡れた食器の一時置きや小物整理にも活用できます。
メリット
- 2段式で整理しやすく用途が広い
- 縁があり物が落ちない設計
- 重量566gと軽量で収納もスリム(厚さ約3cm)
- 下の段はメッシュなので洗い物を置いて置ける
デメリット
- 本体が軽量なため、調理などでは若干の揺れを感じることも
メインテーブルとしても使える唯一のモデルで、ソロキャンプの作業スペースをしっかり確保したい方におすすめです。

Air-2 Table
ZEN camps
実際の使い方:フィールドホッパーを加えた3つを連結してフル活用
この3つのテーブルは、役割が被らないため連結して使うと非常に便利です。
- コサイドテーブル:くつろぎ用の小物置きに
- AIR-2 Table:調理・作業用のメインスペース
- フィールドホッパー:バーナーや食材を置く台として
組み合わせることで、1人分には十分すぎるほどの作業スペースが生まれます。
テーブルを分けることで整理整頓がしやすく、快適なソロキャンプ環境が作れます。
まとめ|キャンプツーリングにおすすめの軽量テーブルはこれ
それぞれのテーブルには明確な“強み”があり、キャンプスタイルや使い方に応じて選ぶことが重要です。
選ぶポイント | おすすめテーブル |
---|---|
高さと安定感を重視 | コサイドテーブル |
作業性と収納力を重視 | AIR-2 Table |
もちろん、1つに絞らずシーンに応じて使い分けるのも◎。
3つのテーブルを連結すれば、ツーリングキャンプでも妥協のない快適なサイトが作れます。
「どれを選べばいいかわからない」という方は、まず1つ使ってみて、徐々に用途を広げていくのもおすすめです。

コサイドテーブル
TOKYO CRAFTS

Air-2 Table
ZEN camps
