nsta360 X5 レビュー|X3 からの買い替えはあり?8K画質・音質・防水の進化を徹底検証!
バイクでの走行撮影や風の強い日、そして“曇天”。
これまで Insta360 X3 を長く愛用してきましたが、どうしても低照度でのノイズや風切り音が気になっていました。
新の Insta360 X5 に乗り換えた結論はひと言、「まるで別物」。
画質も音も一段ではなく二段以上底上げされた体験でした。
この記事では、Insta360 X5の最新スペックと実際の使用感をレビューし、X3・X4との違いを徹底比較しています。
8K撮影、PureVideo、I‑Log、防水15m、バッテリー2400mAhといった進化点を中心に、バイク・アウトドア撮影ユーザーに向けて詳しく解説します。
この記事を読むメリット/参考になる人
- X3やX4ユーザーで「買い替えるべきか迷っている」人
- バイクや旅など、屋外での撮影が多いクリエイター
- 曇り・夕方・夜間撮影の画質に不満を感じている人
- 外部マイクを使わずに自然な音声で撮りたい人
- 動画制作で「素材クオリティ」を重視する映像制作者やSNS運用者
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Insta360 X3時代の悩み(買い替え前の課題)
- 曇天や日陰でのザラつき(ノイズ)が目立つ
- ダイナミックレンジが狭く、白飛び・黒つぶれが出やすい
- 風切り音対策が難しく、走行トークは工夫が必要
X3で撮影↓


→ X5 に替えると、「階調の粘り」と「ディテールの残り方」が明確に違い、編集の持ち上げ耐性(露出・色補正)が高くなりました。
- 曇天・夕景・室内など光の少ないシーンで X5は明らかな低ノイズ&高ダイナミックレンジ。細部の粘りが違う。
- 走行時の風切り音は、新Wind Guard + 風切り低減アルゴリズムで実用性が大幅に向上。Voice Enhancementも実感レベルで改善。
- 8K 360°(最大30fps)、1/1.28型デュアルセンサー、防水15m、2400mAhバッテリーなど、ハード面も順当に強化。
- **X3→X5の体感差は圧倒的。**画質・音質・運用性すべてで別次元の進化を実感できます。
なぜInsta360 X5は“まるで別物”に感じるのか?


- センサー大型化(1/1.28型デュアル):画素当たりの受光面積が増え、低照度ノイズの低減と階調再現性が向上。
- 8K 360° + PureVideo対応:低照度向けAI処理で曇天や夜間の映像が滑らかに。編集時の持ち上げ耐性が高い。
- オーディオ刷新:多層ウィンドガード+AI風切り低減+Voice強調。風の中でもトークが明瞭に録れる。
- 防水・バッテリー強化:防水15m(X4/X3は10m)・2400mAhで最長約208分の耐久撮影。
💡 曇天こそ差が出る。X3でザラついていた空や建物の階調が、X5では見違えるほど自然に。音の抜けも格段に良くなりました。
Insta360 X5 / X4 / X3 スペック比較表
項目 | Insta360 X5![]() | Insta360 X4![]() | Insta360 X3![]() |
---|---|---|---|
センサー | 1/1.28型×2(デュアル) | 1/2型×2 | 1/2型×2(48MP) |
レンズ開放値 | F2.0 | F1.9 | F1.9 |
360°動画最大解像度 | 8K 30/25/24fps | 8K 30/25/24fps | 5.7K 30/25/24fps |
シングルレンズ動画 | 4K 60fps など | 4K 60fps など | 4K 30fps など |
写真解像度 | 72MP(11904×5952) | 72MP | 72MP |
低照度モード | 360° PureVideo対応 | ― | ― |
音声モード | 風低減(2段階)/Voice強調/Stereo/360° | 風低減/アクティブ風低減 | 風低減/Stereo |
防水性能 | 15m(ケース不要) | 10m | 10m |
バッテリー | 2400mAh/最大約208分※ | 2290mAh/最大約135分※ | 1800mAh/最大約81分※ |
重量 | 200g | 約203g | 約180g |
サイズ | 46×124.5×38.2mm | 46×123.6×37.6mm | 46×114×33.1mm |
主な特徴 | 交換式レンズ構造/磁気マウント/I‑Log | 2.5″大型液晶 | 2.29″液晶/Quick Reader対応 |
やはりセンサーサイズが大きくなり光の取り込み量が増えたのが大きいかと思う
※テスト条件による。実際の撮影時間は設定・気温により変動します。
Insta360 X5の実用レビュー(バイク・外ロケ目線)
- 曇天・夕景:空のトーンが粘り、白飛びしにくい。建物や木々の暗部も残る。
- 走行トーク:風切り音低減が強力で、外部マイクなしでも使える音質。
- 編集耐性:I‑Log/フラット撮影で色調補正が柔軟。LUT適用もしやすい。
- 運用性:磁気マウントと長時間バッテリーで運用ストレスが少なく、防水15mで悪天候にも強い。
おすすめ設定(撮影モード別)
X5で撮影室内でも十分明るい
- 曇天・夕景撮影:
360° PureVideo ON
/WB固定 5500K
/I‑Log
- 走行トーク撮影:
Voice Enhancement
or風低減(強)
/ゲイン控えめ
- アクション重視撮影:
5.7K60 Active HDR
(X5/X4)で滑らかな動き。
まとめ|Insta360 X5は“映像の格”を上げる進化型360度カメラ
Insta360 X5 は、数字以上に撮影素材そのもののクオリティを引き上げるモデルです。曇天・夕景でのノイズ低減、風切り音対策、編集耐性など、実際の制作現場で効く改良ばかり。特にX3からの買い替えでは、その差が“圧倒的”に感じられるはずです。
🎥 結論:Insta360 X5は、X3/X4ユーザーが乗り換える価値は十分ある。