BMW Motorradから、新型アドベンチャーモデル「F450GS」が正式発表されました。
これまでBMWのGSシリーズといえば、R1300GSやF900GSなど“大型アドベンチャー”のイメージが強かったですが、今回登場したF450GSは、より軽量で扱いやすいニューミドルモデル。

しかも価格は96万1000円から。
「BMWって高い」というイメージを持っていた人からすると、かなり現実的な価格帯に感じる人も多いのではないでしょうか。
ただし420ccのため、大型二輪免許が必要
今回は、そんなBMW F450GSについて、スペック・特徴・装備・価格・NX400との比較も含めて詳しくまとめていきます。
📌 画像引用 参考リンク・公式情報
BMWモトラッド公式 F 450 GS製品情報
BMW F450GSとは?

BMW F450GSは、BMW Motorradが新たに投入するミドルクラスアドベンチャーモデル。
420cc並列2気筒エンジンを搭載しながら、車重178kgという軽量さを実現しています。
大型GSシリーズのDNAを受け継ぎつつ、日本の道路環境や林道事情にも合いそうな“ちょうど良いサイズ感”がかなり魅力的。
スペックを見ると、軽量さと装備のバランス感がかなり特徴的な1台です。
詳しくは下記スペック表を見てもらうと分かりやすいと思います。
BMW F450GS 主なスペック

| 項目 | BMW F450GS |
|---|---|
| エンジン | 水冷並列2気筒 |
| 排気量 | 420cc |
| 最高出力 | 48PS / 8750rpm |
| 最大トルク | 43Nm / 6750rpm |
| 車重 | 178kg |
| シート高 | 845mm |
| 燃料タンク | 14L |
| 燃費(WMTC) | 約26.3km/L |
| フロントホイール | 19インチ |
| リアホイール | 17インチ |
| 価格 | 96.1万円〜103.3万円 |
⚠️ F450GSは420ccのため、運転には大型二輪免許が必要です。普通二輪免許(〜400cc)では乗車できませんのでご注意ください。
178kgはかなり軽い

正直、このバイクで一番驚いたのは車重。
420ccクラスの本格アドベンチャーで178kgはかなり軽いです。
しかも、電子制御やTFTメーターなどをしっかり搭載しながらこの重量。
大型GSほど気を使わず扱えそうな“動かしやすさ”は、かなり魅力的に感じます。
シート高845mmは少し高め

一方で気になるのはシート高。
845mmなので、日本人目線だとやや高めです。
Honda NX400が800mmなので、比較すると45mm差。
アドベンチャーバイクらしいアップライト感はありますが、足つき重視の人は実車確認した方が良さそうです。
ただ、BMWはローダウンシート系オプションも強いので、今後その辺りの展開も期待したいところ。
BMW独自の「Easy Ride Clutch(ERC)」が面白い

F450GSでかなり注目なのが、新開発の「Easy Ride Clutch(ERC)」。
簡単に言うと、
- 発進
- 低速走行
- 渋滞
- オフロード
などでクラッチ操作をアシストしてくれる機構です。
最近はHonda E-Clutchが話題ですが、BMWも独自路線で“クラッチ操作支援”を進めてきました。
特にオフロードや渋滞時は、クラッチ操作が疲労につながりやすいので、これはかなり実用的そう。
GS Trophyに装備
BMW F450GS vs Honda NX400 E-Clutch 比較表

ここで気になるのが、Honda NX400 E-Clutchとの比較。
価格帯も近く、「軽量アドベンチャー+クラッチ支援」という点で比較されそうです。
| 項目 | BMW F450GS![]() | Honda NX400 E-Clutch![]() |
| エンジン | 水冷並列2気筒 | 水冷直列2気筒 |
| 排気量 | 420cc | 399cc |
| 最高出力 | 48PS / 8750rpm | 46PS / 9000rpm |
| 最大トルク | 43Nm / 6750rpm | 38Nm / 7500rpm |
| 車重 | 178kg | 199kg |
| シート高 | 845mm | 800mm |
| 燃料タンク | 14L | 17L |
| WMTC燃費 | 26.3km/L | 28.1km/L |
| フロントホイール | 19インチ | 19インチ |
| 電子制御 | ABS Pro / DTC / モード切替 | Honda Selectable Torque Control |
| グリップヒーター | 標準装備 | 別売オプション |
| TFTメーター | 6.5インチ | 5インチ |
| ETC2.0 | 標準装備 | 別売オプション |
| クイックシフター | 標準装備 | 非装備 |
| ライディングモード | Rain / Road / Enduro | 非搭載 |
| トラクションコントロール | DTC標準装備 | HSTC標準装備 |
| USB-C電源 | 標準装備 | USB-C別売 |
| 価格 | 96.1万〜103.3万円 | 約111万円 |
3グレード展開になっている

日本仕様は、エクスクルーシブ・スポーツ・GSトロフィーの3グレード展開となっています。
Exclusive

- コスミックブラック
- ツーリング寄り装備
Sport

- レーシングレッド
- スポーツサスペンション装備
GS Trophy

- レーシングブルーメタリック
- ERC標準装備
- アルミ製アンダーガード
- 専用装備多数
GS Trophyが一番“GS感”強めで人気出そう。
なお、Easy Ride Clutch(ERC)はGS Trophy専用装備となっており、エクスクルーシブとスポーツには装備されません。
また、Shift Assistant Pro(クイックシフター)など一部装備はグレードによって異なる可能性があるため、購入時は仕様確認をした方が良さそうです。
まとめ

178kgの軽さ、充実した電子制御、ERCの快適性、そして100万円前後という価格設定。
これだけのバランスをBMWが出してきたのは正直驚きでした。
大型GSが重すぎると感じていたライダーには、かなり刺さる1台だと思います。
今後、日本でどれくらい人気が出るのか非常に気になります。
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