ホンダのクロスオーバーモデル「NX400」に、Honda E-Clutchを搭載した「NX400 E-Clutch」が登場しました。
もともとNX400って、街乗りからツーリングまでかなりバランスが良いバイクだったんですが、
そこにE-Clutchまで入ってきたことで、一気に“快適ツーリング寄り”のバイクになった印象があります。
発売日は2026年6月18日(木)。
メーカー希望小売価格は1,111,000円(税込)です。

NX400は、街乗りからツーリング、軽いフラットダートまで幅広く使える400ccクロスオーバーモデル。
そこにクラッチ操作を自動制御するHonda E-Clutchが加わったことで、より快適性の高い1台へ進化しました。
特に都内のように信号が多く、ストップ&ゴーが続く環境では、E-Clutchの恩恵をかなり感じられそうです。
今回は、NX400 E-Clutchの特徴や通常モデルとの違い、価格、カラーバリエーションをまとめていきます。
📌 画像引用 参考リンク・公式情報
Honda公式 NX400 製品情報
NX400 E-Clutchとは?

二輪車用有段式マニュアルトランスミッションのクラッチコントロールを自動制御する「Honda E-Clutch」を搭載。
発進・変速・停止といった駆動力が変化する場面で、ライダーがクラッチレバーを操作しなくても、システムが最適なクラッチ操作を自動で行います。
ただし、完全なオートマチック車ではありません。
シフトペダルによる変速操作は必要で、ライダーがクラッチレバーを操作すれば手動によるクラッチコントロールも可能です。
つまり、クラッチ操作の負担を減らしながら、MTバイクらしい操作感も残しているのが大きな魅力です。
要は、“クラッチ操作をバイク側が手伝ってくれる機能”というイメージですね。
完全なATではなく、“必要な時はちゃんと自分で操作できる”というのが、個人的にもかなり好印象でした。
400ccクラスにE-Clutchが来た意味は大きい

Honda E-Clutchは、CB650RやCBR650Rで話題になった新機能。
今回ついに、400ccクラスにも採用されました。
400ccは、通勤・街乗り・ツーリングまで幅広く使われる人気カテゴリー。
そこにE-Clutchが加わったことで、“扱いやすさ”がさらに強くなった印象です。
大型ほど重くなく、高速道路も快適。
その上でクラッチ操作の負担まで減るのは、かなり実用的だと思います。
特に都内みたいなストップ&ゴーが多い環境だと、恩恵はかなり大きそうです。
都内や信号の多い道ではE-Clutchがかなり便利そう

E-Clutchの良さを一番感じそうなのは、やはり街乗り。
都内のように信号が多い道では、発進停止のたびにクラッチ操作が発生します。
普段は自然にやっている操作ですが、渋滞や長距離のあとだと意外と疲れます。
NX400 E-Clutchなら、そのクラッチ操作を自動化。
特にツーリング帰りの渋滞では、かなり快適そうです。
個人的にも、これは結構便利そうだなと感じました。
しかも、必要なら手動クラッチ操作も可能。
“楽したい時は任せる” “走りたい時は自分で操作する”
この切り替えができるのは、かなり魅力的です。
NX400とNX400 E-Clutchの価格比較
| モデル | メーカー希望小売価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
NX400![]() | 891,000円 | 2024年発売時の通常モデル |
NX400 E-Clutch![]() | 1,111,000円 | 2026年6月18日発売 |
| 価格差 | 220,000円 | E-Clutch仕様が22万円高い |
NX400 E-Clutchは、価格が1,111,000円。
正直、かなり高くなった印象です。
400ccクラスで100万円を超えてくると、“気軽な中型バイク”というより、高級ツーリングバイクに近い価格帯になってきた感じがあります。
特にNX400の通常モデルが891,000円だったことを考えると、価格差は220,000円。
E-Clutchという新しい装備が入っているとはいえ、購入時の心理的ハードルはかなり上がりそうです。
ちなみに、年間の国内販売計画台数は400台。
かなり少ない数字なので、希少感は強そうです。
ただ、その分“本気で長く乗る人”が増えそうな気もしています。
価格が高くなることで買う人自体は減るかもしれませんが、逆に『ちゃんと乗り込む人』が選ぶバイクになっていくのかもしれません。
ただ、都内のように信号が多い場所をよく走る人や、通勤・街乗り・ロングツーリングでクラッチ操作の疲労を減らしたい人にとっては、この価格差に価値を感じる可能性はあります。
毎回の発進・停止でクラッチ操作をしなくていいというのは、実際に日常使いするとかなり大きなメリットになりそうです。
NX400とNX400 E-Clutchの比較
| 項目 | NX400![]() | NX400 E-Clutch![]() |
| 全長 | 2,150mm | 2,150mm |
| 全幅 | 830mm | 830mm |
| 全高 | 1,390mm | 1,390mm |
| ホイールベース | 1,435mm | 1,435mm |
| シート高 | 800mm | 800mm |
| 車両重量 | 196kg | 199kg |
| 燃料タンク容量 | 17L | 17L |
| エンジン | 水冷DOHC直列2気筒 | 水冷DOHC直列2気筒 |
| 排気量 | 399cc | 399cc |
| 最高出力 | 46PS | 46PS |
| 最大トルク | 38Nm | 38Nm |
| クラッチ操作 | 手動 | 自動制御+手動操作可能 |
| 発進時 | クラッチ操作必要 | クラッチ不要 |
| 変速時 | 通常のMT操作 | クラッチ操作を自動制御 |
基本的な車体サイズやエンジンスペックは、NX400とNX400 E-Clutchで共通です。
大きな違いは、やはりHonda E-Clutchによる快適性。
車重差も3kgなので、実際に乗った時の違和感はそこまで大きくなさそうです。
個人的には、“いつものNX400に快適装備が追加された”という印象に近いです。
カラーバリエーション比較
| モデル | カラー展開 |
| NX400 | パールグレアホワイト ![]() マットバリスティックブラックメタリック ![]() |
| NX400 E-Clutch | マットバリスティックブラックメタリック![]() |
NX400 E-Clutchのカラーは、マットバリスティックブラックメタリックの1色のみです。
黒を基調に、青とオレンジのアクセントを配したカラーリングです。
正直、ボディカラー自体は大きく変わった感じではなく、デカールカラーが変わったくらいの印象でした。
通常モデルのNX400には、パールグレアホワイトとマットバリスティックブラックメタリックが設定されていました。
E-Clutchモデルは1色展開なので、カラーを選ぶ楽しさは少し減った感じもあります。
ただ、逆に言うとデカール次第でかなり印象を変えられそうです。
ラッピングやステッカーカスタムを楽しむベース車としては、むしろ面白いかもしれません。
NX400 E-Clutchはこんな人におすすめ

NX400 E-Clutchは、以下のような人に向いていると思います。
- 都内や市街地など信号が多い道をよく走る人
- 渋滞時のクラッチ操作を減らしたい人
- 通勤や日常使いでもバイクに乗る人
- ツーリング帰りの疲労を少しでも減らしたい人
- MTバイクの楽しさは残したい人
- 大型バイクほどの重さは求めていない人
- 普通自動二輪免許で快適なツーリングバイクに乗りたい人
特に、街乗りとツーリングの両方で使う人にはかなり相性が良さそうです。
個人的にも、『毎日乗る人ほど価値を感じそうな装備だな』という印象でした。
逆に、クラッチ操作そのものを楽しみたい人や、できるだけ価格を抑えたい人にとっては、通常モデルのNX400や中古車も選択肢に入ってきそうです。
なお、2026年モデルでは通常MT仕様は発表されておらず、E-Clutch仕様へ一本化される可能性もありそうです。
気になるポイントは価格

NX400 E-Clutchで一番気になるのは、やはり価格です。
1,111,000円という価格は、400ccクラスとしてはかなり高め。
ここまでくると「中型バイク」というより、装備の充実した高級ツーリングバイクに近い印象です。
E-Clutchの快適性にどこまで価値を感じるかで、評価が大きく分かれそうですね。
ただ、実際に都内や市街地をよく走る人にとっては、クラッチ操作の負担が減るメリットはかなり現実的です。
週末だけ山道を走る人よりも、日常的に街中を走る人の方がE-Clutchの価値を感じやすいかもしれません。
まとめ

NX400 E-Clutchは、街乗りや渋滞時の快適性をかなり高めた1台だと思います。
特に都内のようにストップ&ゴーが多い環境では、E-Clutchの恩恵はかなり大きそうです。
価格は111万円とかなり高めですが、その分“長く乗る前提で選ばれる400cc”になっていく気がします。
普通自動二輪で乗れるツーリングバイクとして、かなり面白い存在になりそうですね。
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