ADV150タイヤ交換完全ガイド ~自分でやる方法とリアタイヤ交換のコツ~

バイクのタイヤ交換を自分でやりたいけれど、難しそう…そう思っている方も多いはず。
今回は、ADV150のタイヤ交換手順を詳しく解説します。
自分用のメモとしても残しておくので、ぜひADV160の方も参考にしてください。

特にリアタイヤ交換は難易度が高く、工数も多いため注意が必要ですが、しっかり手順を踏めば自分でも交換可能です。

今回もタイヤ交換を教えて頂いたのは400Xオフローダーの番長さん

本当に感謝しています!

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こんにちはTAICHIです、バイクとキャンプのInstagramyoutubeXやっています。

タイヤ紹介

旧タイヤ情報

メーカー: IRC GP-212 (純正)

交換時期: 16,129kmで交換

  • フロント: 110/80-14 M/C 53P
  • リア: 130/70-13 M/C 57P

    あと1000-2000kmでリアはツルツルになりそう

新タイヤ情報

メーカー: MICHELIN ANAKEE STREET

  • フロント: 110/80-14 M/C 53P TL
  • リア: 130/70-13 M/C 57P TL

主な工具と材料

  • タイヤレバー
  • ビートキーパー
  • ビートブレイカー
  • ホイールカバー
  • ビードクリーム
  • 木枠 (作業台やホイール固定に便利)
  • エアコンプレッサー
  • トルクレンチ
  • ジャッキ
  • グリース
  • ウエス、ブレーキクリーナー等

フロントタイヤ交換手順

1. 準備

  • ジャッキで車体を浮かせる。

番長

注意: 作業中の安全確保のため、手袋を着用。

2. フロントタイヤの取り外し

  • シャフトを外してタイヤを取り外す。

番長

ポイント: ボルトにマーキングをしておくと大体のトルクが合います

3. ビートを落とす

  • 空気を抜き、エアバルブ内のキャップを取り外す。
  • ビートブレイカーを使ってビートを落とす。


    ビートブレイカーあれば楽です

4. 旧タイヤの取り外しと新タイヤの装着

  • タイヤレバーを使い、ホイールから旧タイヤを外す。

  • 新タイヤの内側とホイールにビートクリームを塗る。
  • タイヤレバーとビートキーパーを使いながら慎重に新タイヤを装着。

番長

注意: ホイールに傷を付けないようリムプロテクターを使用してください。


コツ:膝でタイヤを潰しながらだとハメやすい

使用商品はこちら

バイク用 リムプロテクター 肉厚タイプ 2個セット 72638

デイトナ(Daytona) 

バイクタイヤ交換 タイヤビードブレーカー

ProTOOLs(プロツールス)

5. ビートの戻し

  • エアコンプレッサーで空気を入れ、ビートが正しくはまる音(ポップ音)を確認。

6. フロントタイヤの取り付け

  • シャフトを閉めて作業完了。

リアタイヤ交換手順

1. 準備

  • センタースタンドでバイクを安定させる。

2. リアタイヤの取り外し

2-1. マフラーを外す

  • 根本のネジを外す(下側)。

  • この際、マフラーガスケットも交換。

番長

ポイント: マフラーを外すタイミングでガスケットは再利用せず、新品に交換するのがベスト。

使用商品はこちら

HONDA (ホンダ) 純正部品 ガスケット エキゾーストパイプ PCX125/150 JF56/KF18 993110

HONDA

2-2. サスペンションを外す

  • マフラー側のサスペンションを外す。

2-3. インナーフェンダーを外す

  • 右2個、左1個のボルトを外す。

2-4. ディスクブレーキを外す

番長

注意: 新タイヤ装着後、ブレーキを握るのを忘れずに。

2-5. スイングアームを外し、シャフトを緩めてタイヤを外す

3. ビートを落とす

  • 空気を抜き、エアバルブ内のキャップを取り外す。
  • ビートブレイカーを使ってビートを落とす。

4. 旧タイヤの取り外しと新タイヤの装着

  • フロントと同じ手順でタイヤを入れ替える。


番長

コツ: 小径ホイールはビートが硬いので、しっかりビードクリームを塗ると作業がスムーズ。

使用商品はこちら

タイヤ整備 プロビードクリーム 1kg

ProTOOLs(プロツールス) 

5. リアタイヤの取り付け

  • シャフトにグリースを塗り、外した部品を清掃。

  • 逆手順で取り付け。
    1. タイヤ
    2. シャフト
    3. スイングアーム
    4. ディスクブレーキ
    5. サスペンション
    6. インナーフェンダー
    7. マフラー

番長

注意:外す箇所多いので、ボルト無くさないように管理して下さい

まとめ

ADVのリアタイヤ交換は、通常のバイクより工数が多く、作業が大変。
そのため、バイクショップでの交換料金が高くなるのも納得。

今回のタイヤ交換は、信頼できるバイク仲間である番長さんに教えて頂きました。

まだまだ一人での交換はハードルが高いですが、概要が掴めたのでメモを残します。

リアタイヤ交換は特に大変で、スイングアームを外す工程がポイント!

バイクの整備、メンテナンスを自分ですることで愛着も増します。

この記事が、ADV150だけでなく現行のADV160ユーザーにも参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。

心より、

TAICHI

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