はじめに|冬キャンプ最大の敵は「地面」だった
冬キャンプで一番つらいのは、実は寒さそのものより地面から伝わってくる底冷えではないでしょうか。
どれだけ防寒着を着込んでも、どれだけ高性能なシュラフを使っても、地面に近い位置で寝ている限り、冷気は容赦なく体力を奪ってきます。

「対策はしているはずなのに、寒くて何度も目が覚める」 そんな経験を、僕自身も何度もしてきました。
その悩みを一気に解決してくれたのが、コット上にテントを設置する高床式スタイル。
今回は、TOKYO CRAFTSのタルビス(TARVIS)とUTコット
この2つを組み合わせたセットを実際に使ってみた正直なレビューとともに、
「高床式テントはなぜ楽しいのか?」を深掘りしていきます。
この記事はで読むことができます。
今回の商品はこちら

タルビス
TOKYO CRAFTS

UTコット
TOKYO CRAFTS

タルビスとは|地面の悩みから解放される高床式テント
タルビスは、コットの上に設営することを前提に設計された1人用コットテントです。

タルビスの特徴
キャンプにおいて最も重要な「寝る」という時間。
しかし現実は、地面の凹凸・湿気・冷気・虫といったアウトドア特有のストレスがつきまといます。
タルビスは、地面から完全に離れる高床式構造によって、これらの悩みを根本から解決。
さらに、高床式だけでなく、
- コットを使わないソロテント
- 大型シェルター内のカンガルーテント
としても使える3WAY構造を採用しています。
ダブルウォール構造とクロスポールによる自立式のため、初心者でも設営しやすく、ベテランでも扱いやすい汎用性の高さが魅力です。
タルビス スペック表

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用人数 | 1人用 |
| 構造 | ダブルウォール / 自立式 |
| 使用サイズ | 約210×75×90cm |
| 収納サイズ | 約55×20×20cm |
| 対応スタイル | 高床式 / ソロテント / カンガルーテント |
| 重量 | 約2.5kg |
UTコットとは|「コットあるある」を本気で解決した一台
UTコットは、その名の通りUtility(実用性)を徹底的に追求したコットです。

UTコットの特徴
コットにありがちな
- 寝返りのたびにギシギシ鳴る
- 張りが弱く沈み込む
- 設営が大変
といった悩みを、素材・構造・設計をゼロから見直すことで解消。
張り感はミリ単位で調整されており、快眠と設営のしやすさを高次元で両立しています。
また、収納袋は枕やポーチとしても使える多機能設計。
「使わない時間をなくす」という思想が細部まで行き届いたギアです。
UTコット スペック表

| 項目 | 内容 |
| 使用サイズ | 約190×65×38cm |
| 収納サイズ | 約55×18×18cm |
| 耐荷重 | 約150kg |
| 重量 | 約3.5kg |
| 素材 | アルミフレーム / 高耐久ファブリック |
タルビス × UTコット|実際に使って感じたメリット
サイドを張り出して収納できる構造

タルビスはサイドを張り出すことで、ブーツや小物類を置けるスペースを確保できます。
テント内を圧迫せずに済むため、想像以上に快適です。
自分はヘルメットを収納していました。
コット下にも収納可能

高床式ならではのメリットとして、コット下を収納スペースとして活用できます。
サイト全体がすっきりまとまり、バイクキャンプとの相性も抜群です。
底冷え対策として最強クラス

地面から離れるだけで体感温度は大きく変わります。
冬キャンプで「寒くて眠れない」という悩みは、この組み合わせでほぼ解消されました。
収納サイズがコンパクト


テントとコットのセットにも関わらず収納サイズは非常にコンパクト。
積載量が限られるキャンプツーリングでも十分現実的です。
デメリット・注意点
インナーテントがメッシュ

インナーテントはメッシュ構造のため、冬場は外気を通しやすい点は注意が必要です。
ただし夏キャンプでは非常に快適で、季節によって評価が分かれます。
前室がない

タルビス単体では前室がないため、雨天時や調理スペースの確保には工夫が必要です。
僕はニンジャタープを連結して使用しています。
まとめ|高床式テントはキャンプを一段階楽しくする

タルビスとUTコットの組み合わせは、単なる防寒対策ではなく、キャンプの楽しみ方そのものを広げてくれるセットです。
冬キャンプの底冷えに悩んでいる人はもちろん、快適さと遊び心を両立したい人にもおすすめ。
高床式テント、想像以上に楽しいですよ。
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タルビス
TOKYO CRAFTS

UTコット
TOKYO CRAFTS

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